リサイクルショップなどの中古流通業における特殊な商品確保の構造

リサイクルショップ熊本、リサイクルショップ福岡などにおける一般耐久消費財を主要品目におく古物商の流通においてはその商品の確保には一般の物販の店舗とは違った独特の構造がある。店舗での店頭買取の他に、中古品中間流通として道具市場なるもの形成が各地で行われている。殆どの物は地域に根ざした生活者や、地域の企業先の不用品の回収品なるもので一見さんからの買取依頼で商品確保するため同じ商品はない。このような特殊事情が中古流通を独特な物にしている現況である。このことは食料生鮮品を扱う卸売り市場に似た相場なるものの価格を形成するに至る原因の一つと考えられる。いわゆる旬というものがありマーケットが必要とするときに必要な商品の供給が充分に行われないと価格は向上しその逆は価格の低下を招要因となる。大量生産、大量消費なるものの時代を経て全ての限りある資源を有効に活用すべくリユース（再利用）の文化が根付く時、全ての耐久消費財はその生涯を全うし有効に利用されなければ成らないと思う訳である。
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