山口県でリサイクルのイベント
山口市大内御堀の資源ゴミ再生処理施設「市リサイクルプラザ」で１０日、空き缶の再利用などを啓発するイベント「やまぐちエコパークまつり」が開かれた。敷地内で約６０店のフリーマーケットやリサイクルした衣料のファッションショーなどがあり、約３０００人の市民でにぎわった。
まつりはプラザが開業した９７年から、ほぼ毎年開催。昨年は豪雨災害で入り口に面した道路が被災し、中止になった。フリーマーケットは家庭の古着や子どもの絵本などを持ち寄り販売。ファッションショーでは古い着物やネクタイなどの生地で仕立てたベストなどが披露された。
市によると、市内で空き缶やペットボトルなどの資源ゴミを年間約１万トン回収。金属製品や卵パックなどに再利用している。市資源循環推進課の田中光明主幹は「市民にゴミの再利用や減量化に関心を持ってほしい」と話していた。
