古紙をリサイクル(北九州市)

福岡県北九州市内の女性グループ「ライズ北九州」(樋上禎子代表)が、新聞古紙で作るコサージュ(花飾り)作りに取り組んでいる。簡単なのに出来上がりが美しく、リサイクル促進にもなるとあって、反響は大きいという。

 ライズ北九州は、八幡大谷市民センターの公募館長だった樋上代表が「女性で何かやりたい」と友人らに呼び掛け、09年12月に結成した。現在、メンバーは30〜60代の主婦11人。古紙でバラを作る「ペーパーローズプロジェクト」の存在を知り、3月から取り組みを始めた。

 米国発のプロジェクトで、「人間の経験や技術も資源として活用しながら、エコ活動を推進する」のが目的という。材料は新聞古紙に木工ボンド、ピン、毛糸の編み棒など。数センチ四方に切りそろえた古紙を複数枚張り合わせ、古紙で作った芯に沿わせる。花びらのように、古紙を棒でくるんとカールさせ、裏にピンをつけて出来上がりだ。

 教えてもらった人がすぐ教える側に回れるほど簡単で、制作に時間がかからないのも特徴という。「新聞で大きめのカラーの部分を見つけては、まめに切り抜いてます。色の組み合わせを考えるのが楽しい」とメンバーの一人は話す。

 月1回の例会や勉強会で腕を磨くほか、毎月2〜3回、メンバーが各地に出向いて講習会や講座を開く。環境関連のイベントにも積極的に参加し、ブースで実演しながらコサージュを配ると、飛ぶようにはけるという。最近は、ローズだけでなく市花のひまわり作りにも挑戦している。

 「エコにもアートの感覚が必要。ペーパーローズは市販品にひけをとらないほど可愛くて、自分で身につけたい、人に贈りたいと思える。環境モデル都市・北九州市にふさわしい活動として続けていきたい」と樋上代表。無料講習会の申し込み希望者はライズ北九州(090・5739・6358)へ。

なんか楽しそうですね。やってみたいです。材料も新聞や古紙、ピンとお金がかからないことや、簡単にできるというのも、ポイントですよね〜。

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