おさがりは究極のエコ！
沖縄県南城市で卒業していらなくなった制服などを譲り受け、それをまた必要としている人に提供する「南城市制服リサイクルバンク」が市民から好評を得ているという。
同市の市民提供型まちづくり助成事業である2010年度上がり太陽プランの助成を受け、「おさがりは究極のエコ」をキャッチフレーズに10月、同市佐敷字津波古にオープン。
今までまちづくりのイベントを企画・運営してきた平田美智子さんは「子どもの成長はうれしいが、制服を買い換えるとなると経済的な負担が大きい」、「あまり使っていない学用品を捨てるのはもったいない」など地域の父母の要望があり実現。
現在、お店には中高生の制服、ジャージ、柔道着、テニスラケットなどからそろばんなどの学用品が並んでいるという。
提供者には同バンクから粗品を提供し、制服などを持ち帰る人からは運営費として1品につき100円提供してもらっている。
同バンクでは制服等を提供してくれる人を募集している。
問い合わせ（電話）０９０（３７９０）６６３９（平田）まで。
