エコキャップ

発展途上国の子どもたちにポリオ(小児まひ)ワクチンを贈ろうと、山形市のウンノハウス(海野林作社長)の社員が2日、ペットボトルキャップ約8000個を山形銀行本店営業部に託した。

 ウンノハウスでは昨年8月から設計プランナーの荒清人さん(48)=山形市山家町2丁目=が中心となり、社内に回収ボックスを設置。社員約50人や取引先に呼び掛け、キャップを集めてワクチン費用に充てる「エコキャップ運動」に取り組んできた。

 この日は荒さんら3人が山形市山形銀行本店を訪れ、鈴木俊伸常務本店営業部長に手渡した。荒さんは「これだけの量を集めることができ、人とのつながりの大切を学んだ」と話していた。同社は今後も活動を継続していく。

 山形銀行と東北芸術工科大は社会貢献活動の一環として昨年7月からエコキャップ運動に取り組んでおり、キャップ800個で1人分のワクチン代(20円)になる。

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